Selic=全員一致で10・75%へ=ルーラ政権初の金利引上げ

ロベルト・カンポス・ネット現中銀総裁(右)とガブリエル・ガリポロ次期総裁(左)(18日付オ・グローボ・サイトの記事の一部)
ロベルト・カンポス・ネット現中銀総裁(右)とガブリエル・ガリポロ次期総裁(左)(18日付オ・グローボ・サイトの記事の一部)

 中銀通貨政策委員会(Copom)は18日、経済基本金利(Selic)を0・25%ポイント(pp)引き上げ、年率10・75%とすることを全会一致で決定した。これは第3期ルーラ政権で初の引き上げだ。引き上げサイクル再開は、ガブリエル・ガリポロ氏が次期中銀総裁に指名されたことに後押しされ、同氏の経済政策における方向性の変化は市場に好意的に受け入れられ、今後は金利の緩やかな利上げが期待されていると、18日付オ・グローボ紙(1)が報じた。

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