清和友の会（中沢宏一会長）は「第4回ブラジル日系社会遺産遺跡跡巡り」として、「サンパウロ日本人学校訪問及びイタぺセリカ・ダ・セラ日語学校訪問」を10月3日に行うにあたり、参加者の募集を始めた。
サンパウロ市郊外カンポリンポ区にある同日本人学校は、1967年に日伯文化普及協会の日本語講座として発足した。翌年に中学部を開設。同じリベルダーデ区内のサンフランシスコ・ジャビエル学園内に校舎を移転。69年に連邦政府より「社団法人サンパウロ日本人子弟教育会」として認可。
70年にジャバクアラ校舎に移転、74年に現在のカンポリンポ校舎に移転した。日本と全く同じ授業をしており、その授業参観及び諸施設の視察、ブラジル学校との比較ができる。
イタぺセリカ日語校は1937年に開設されており、現存する最古の日本語学校の一つ。1937年から終戦まで新国家体制時代から日本語は敵性国語として抑圧された。その時代にどのように官憲の眼を掻い潜って授業を続けたか、その後の戦後史、現在の状況、これからの日語普及の在り方等を説明してもらうという。
当日は午前7時に旧ニッケイ新聞社前（R.da Gloria 332）出発、8時にカンポリンポ日本人学校（授業参観、視察）、10時に出発して10時半にイタペセリカ日語校着予定。視察及び学校の推移の説明。12時半に出発。
午後1時に田畑マレットゴルフ場へ。地元の方々と昼食親交会。3時出発。4時にリベルダーデ帰着。参加費200レアル（昼食代含む）。申し込みや問い合わせは宮村さん（11・98296・8834）、榎原さん（11・98170・2280）まで。
