ブラジル石川県人会(武部清美エリーナ会長)は28日(土)、29日(日)の両日、午前10時から17時まで、サンパウロ市パライゾ区の同県人会館(R. Tomás Carvalhal, 184)で「第23回文化祭」を開催する。入場無料。
28日は午前10時から開催式が行われ、引き続き餅つきとなる。当日は、県人会で行われている水彩画、生け花、絵手紙、陶芸教室の作品を展示する。
脇坂グラシエラさんが教える水彩画教室は、優しい色使いが特徴。生徒の25人がそれぞれ2点ずつ展示する。「世界でただ一つ、自分だけの物を作りたいというブラジル人の生徒も増えている」とのこと。作品のテーマは主に花や野菜。
当日は絵手紙のワークショップも行われる。会館裏のスペースでは陶芸の生徒が作った作品が販売される。日常的に使える食器などがお手頃な値段で販売されることで有名だ。
今年も餡餅、白餅、おしるこ、オニギラズ、パステスなど美味しい食べ物が会場で各種販売される。武部会長は「当日作品が気に入ったら、ぜひ後日、実際にそれぞれの授業の方も体験してみてください。今以上に充実した趣味生活が送れます。ご家族、お友達を誘ってのご来場をお待ちしています」と呼びかけた。