当たるも八卦=「高市早苗は、日本発の女性総理大臣になる」=3=在外邦人の自民党員増やそう!=サンパウロ州ソロカバ市 早川量通

 このコラム第3弾を今、ブラジル時間25日(水)午後8時半に書いております。27日(金)の新聞に掲載頂いて読者の皆様が読む時には、日本では12時間の時差がある関係で、誰が自由民主党総裁になったか、はっきりと分かっていることと思います。
 ですから、現時点(25日)でどうなるのだと論じるのは、正に「当たるも八卦」ですが、私は高市早苗が自由民主党総裁になり、その後、国会の全衆参与野党議員の投票の元に高市早苗が日本初の女性総理大臣となると信じています。
 さて、私が9月20日付で書いたコラム2には、最初の9名の党首選では一人で過半数を取る人は誰もおらず、2回目の第1位、第2位の立候補者の決戦投票になり、高市早苗と小泉進次郎の決戦投票になると予想しました。
 ですが、ここにきて9名のTV会見、特に党首立候補者の討論を見るとダントツで高市早苗が優れておることが、誰が見ても分かったことと思います。特に、高市早苗が9名の立候補者のTV討論で自衛隊の服務宣誓の事に臨んで「危険を顧みず身をもって責務の完遂に務め、以て国民の付託に努めんことを誓うと言われ、私は全生命をかけて、国民の命と財産を守る」と言われたときは、9名の内、高市早苗こそが本物だと感じました。
 3年前の党首選挙から私は高市早苗推しでしたが、彼女は同僚議員の仲間作りが下手で、自分1人で国会議員の最大の務めである議員立法を10本も成文しています。石破茂は7本でした。
 小泉進次郎は15年間も衆議院に在籍しておりながら0本であり、いざ9名での自由民主党の党首立候補の討論になると「決着」をスローガンにかかげましたが、思いつき又は側近の進言の発信だとわかる言葉が多く、この人は言っている言葉に実がない、一夜付けの発言が多いと感じました。このことは、この10日間ほどの間に瞬く間に国民、特に自由民主党の党員に知れ渡り、それまでの人気が瞬く間に落ちてしまいました。
 9月20日時点では、小泉進次郎には、菅義偉の強力な後押しもあり、議員が多く賛同するだろうと書きましたが、人間は感情の動物(利害勘定での貸し借り、恩義、情実関係等の共有)であるという事を肝に銘ずるべきです。菅義偉は小泉進次郎に政治家生命の全てを本当に託すのか。
 父の小泉純一郎は「まだ早い。50歳で考えたら良い」と、子を見るは親に如かずで、この度の自由民主党の総裁選には出馬しない方が良いとの見方でしたが、近頃は、親バカで、まあ経験してみるのも良いかと放任主義に徹したものと思われます。
 石破茂はと言うと、あまり失言しませんが高市早苗のように国家観、国防、経済、外交、その他諸々の問題がはっきりしていない人物だと私は感じています。
 それよりも、若手では小林鷹之が10年後か次回の総裁選で1位、2位を争う人物になると思っています。
 話を本筋に戻し、27日(金曜日)には、誰と誰が本戦にいくかを記しますと、高市早苗と石破茂の決戦投票となり、各都道府県の一票、自由民主党衆参議員368票の計415票の半分、つまり258票の争いとなり、高市早苗が自由民主党総裁になっていると確信しています。
 読者の皆様が朝、ブラジル日報を読まれる時は、大部分の方は高市早苗が自由民主党総裁で良かったと安堵する事と思いながら、ペンを置こうと思いました。
 そしたら、ある人から「早川さん、海外に居る人も自由民主党党員になれば、党首選挙に一票の行使ができるのではないか」と言われました。さっそく調べてもらいましたら、出来るとの事です。ですから各海外大使館、総領事館で日本国籍の所有者である証明書か、現在も日本国籍所有者である証明書を出してもらい、各自がこの人と思う衆参議員の事務所に、年会費一人あたり4千円で申し込めば出来そうです。在外邦人は指をくわえて「未来の総理大臣」が決まる自民党総裁選を待っているのではなく、海外でも日本の総理大臣選考に参加できるようにしようではありませんか。
 まず27日、高市早苗に自由民主党総裁になってもらい、次の国会で日本国初の女性総理大臣になってもらう事を信じ、ペンをおきます。もしそうでない時は、次回総裁選までに在外邦人の自民党員を増やし、我々の候補を直接に推しましょう(各人の敬称は省略させていただきました)。
2024年9月25日記

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