第21回パンアメリカン日系人大会(COPANI)が9月6〜8日、パラグアイ首都アスンシオンで開催され、大会開催に先駆け、5日にパンアメリカ日系人協会代表者会議がアスンシオン日本人会館で行われた。
代表者会議では、冒頭に先没者への黙祷が行われ、その後、末永フェルナンド会長が挨拶に立ち、「コロナ禍を経て待ちに待った5年ぶりの大会開催を嬉しく思います」と語った。続けて、収支決算、規約改定などが話し合われ、今回大会参加が叶わなかったキューバの次回参加に対する期待が語り合われた。
レアンドロ・ウバ氏(アルゼンチン)から昨年2月に行われた日系スポーツ親善競技大会(CONFRA)の報告が行われた。次回大会は来年2月にペルーの首都リマで行われる予定で、着々と準備が進んでいる旨が報告された。
会長選挙が行われ、全員一致で佐々木ヴァウテル氏(ブラジル)が任命された。佐々木新会長は「光栄に思います。次世代の参加者が増えるように頑張ります」と意気込んだ。佐々木新会長の孫娘ヤスミンさん(ニッポンカントリークラブ青年部)は「祖父は新たな風を団体にもたらしてくれるでしょう。誇りに思います」と祝した。
2年後に行われる次回COPANIの開催地がサンパウロと発表された。