8日夜23時40分頃、サンパウロ州ピンダモニャンガバ付近のヅットラ街道で、リベルト・フェレイラさん(65)が自動車に轢かれて死亡した。フェレイラさんは、ブラジルの守護神である聖母アパレシーダの日(12日)にアパレシーダ聖堂で持たれるミサに出席するために現地に向かう巡礼中だった。加害者の自動車の運転手はまだ捕まっていない。アパレシーダ聖堂への巡礼はカトリック信者にとっては伝統ともいえる習慣で、この時期はヅットラ街道を歩く人が増える。フェレイラさんは今年2人目の同街道での死者で、事故当時、黒い服を着ていたという。夜歩く巡礼者は明るい服を着たり、電灯をつけて歩くよう推奨されている。(1)