11日、時速107・6キロという暴風を伴う雨に見舞われ、大サンパウロ市圏で大規模停電が発生。被害者は一時、200万世帯を超えたが、電力配給会社Enelの対応が遅れ、丸2日経ってもまだ、100万世帯を超える人たちが電気のない生活を強いられた。同様の大停電は昨年11月にも発生。これに対し、サンパウロ市市長選候補で決選投票に進んだリカルド・ヌーネス市長(民主運動・MDB)とギリェルメ・ボウロス氏(社会主義自由党・PSOL)が強い不満をあらわにし、Enelを法的手段に訴えている。(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)