ブラジル麻雀協会(村井アマウリ会長)は26~27日午前9時から午後7時、サンパウロ市リベルダーデ区のニッケイパラセホテル(R. Galvão Bueno, 425)で、「第二回全国麻雀大会」を開催する。大会案内のため編集部を訪れた村井会長、ルーカス・セコマンジ副会長、シルビア・オクムラ理事は「初心者歓迎ですので、ぜひご参加ください」と呼びかけている。参加申し込みは22日(火)まで。
ブラジル麻雀協会は2017年に設立され、「(酒を)飲まない、(煙草を)吸わない、(金を)賭けない」をモットーにした健康的な日本式リーチ麻雀の普及活動を、サンパウロ市の島根県人会館やブラジル日系熟年クラブ連合会、ブラジル日本文化福祉協会、モジ・ダス・クルーゼス市、アルジャー市などで行っている。会員数は300人を超え、20年に第一回全国麻雀大会、23年に南米大会を主催し、両大会とも80人以上が参加した。
大会ではリーチ麻雀世界選手権などで用いられる「WRCルール」を採用。各卓に審判がつくので、点数計算が出来ない参加者も安心して競技に臨めるという。
優勝賞品として賞金300ドルと高級麻雀牌を用意。2位に150ドル、3位100ドル、4位50ドル、決勝進出者にサンパウロ市の人気ラーメン店「ジョジョラーメン」の100レアル分食事券が贈られる。
大会参加費は同協会員100レ、非会員150レ。協会入会金は無料のため、同協会では大会申し込み前の入会を勧めている。大会参加申し込みは同協会(ワッツアップ11・2386・6222/11・98063・9179)まで。
村井会長(3世、35歳)は7歳の時に祖母から麻雀を習い、その後、日本語の麻雀の教科書を15冊読むなど独学を続け、現在は麻雀対戦サイト「天鳳」で7段の腕前になった。2017年に米国で開催された「世界リーチ麻雀選手権」にも参加した。村井会長は「麻雀は認知症予防にも効果的。女性の参加者も多く、一昔前の様な荒っぽい雰囲気は全くありません。興味のある方はぜひ一度、教室や大会に遊びに来てください」と語っている。