大停電で心変わり、討論会に参加したサンパウロ市長

討論会でのヌーネス氏とボウロス氏(Reproducao)
討論会でのヌーネス氏とボウロス氏(Reproducao)

 11日に始まった大サンパウロ市圏の大停電は、サンパウロ市市長選決選投票前のテレビ討論会には出ないと宣言していたリカルド・ヌーネス市長に心変わりさせた。同市長は14日夜、バンデイランテス局で対抗馬のギルェルメ・ボウロス氏との討論会に参加。Enelとの電力供給契約を切りたい意向では二人共一致していたが、「それと同時にあなたも悪い」とボウロス氏に責められたヌーネス氏は「ルーラ政権と国家電力庁が悪いのだ」と応戦。選挙に不可欠な争点になりそうだ。(1)

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