若き医師と恋人、高速道で死傷の悲劇

フェリックス・ローザ医師とアナ・ジュリアさん(Reproducao)
フェリックス・ローザ医師とアナ・ジュリアさん(Reproducao)

 19日午後、サンパウロ州内陸部オウリーニョスで、高級車BMWを運転していた医師フェリックス・ローザ氏(27)が道路脇の木に激突し、死亡した。調べによると同氏は州道327号線を運転中、31キロ地点でタイヤと路面に水が入り込んで摩擦が失われるハイドロプレーニング現象が起き、コントロールを失い、脇道の大木に衝突。衝撃で、車は木と堤防の間に挟まれて動けなくなっていた。同医師は即死し、同乗していた恋人のアナ・ジュリア・ポリシーニ・チロリさん(24)も重体で、集中治療室に入院中だ。社会的に恵まれた若者に起こった一瞬の悲劇だが、アナさんのためにはSNS上で祈りの輪が広がっている。(1)

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