ペルー元大統領に20年の実刑判決

トレド被告(Reproducao)
トレド被告(Reproducao)

 21日、ペルー元大統領(2001〜06年)のアレハンドロ・トレド氏が、同国最高裁から20年の実刑判決を受けた。かつてラヴァ・ジャット作戦で疑惑の中心企業とされたオデブレヒト社(現ノヴォノル)から、ペルー南部の海岸からブラジルまでを結ぶ高速道建設の賄賂として3500万ドルを受け取った嫌疑に対する判決だ。ペルーは現在、トレド氏以外にも、元大統領経験者が3人捜査対象となっている。動乱はこの後も続くか。(1)

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