婦人部手作り料理にビンゴも=みずほ村慈善バザー、10日

カブキ理事、小野田会長

 みずほ文化協会(小野田貢(みつぐ)会長)は11月10日午前9時~午後5時、「第46回みずほ村慈善バザー」をサンパウロ州サンベルナルド・ド・カンポ市の同協会会館(Praça Tokuyama, 2 Cooperativa)で開催する。当日の売上金は日系福祉団体に寄附される。入場無料。案内のため18日、小野田会長、カブキ・ニルソン会計理事が編集部を訪れた。
 同地への日本人移民入植は1935年に開始され、70年頃の最盛期には約100家族が居住。養鶏業が盛んで、「みずほ村」として親しまれた。当地ゲートボール普及に貢献した故本藤利さんなどを輩出した。みずほ文化協会には現在、88家族が所属。運営員の世代交代を進め、40代が中心となって、日本語学校事業や健康体操やフットサルなどのクラブ活動事業を行っている。来年は入植90周年を迎え、5月に記念式典の開催を計画している。
 バザーでは婦人部手作りの焼きそばや巻き寿司、饅頭などを販売。洋服や化粧品、手作り品などが出品され、太鼓やダンスの演目披露、ビンゴも行われる。
 小野田会長は「毎年好評の婦人部手製の料理、人気のビンゴや舞台演目を楽しみにぜひきてください」と呼び掛けた。

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