伊藤園がブラジル市場視察=「ポテンシャル非常に高い」

ヤマト社本田社長、伊藤園須藤さん、石川さん(左から)

 日本の大手飲料メーカー「株式会社伊藤園」国際営業部の須藤勇気さん(43歳、宮城県)と石川翔一さん(27歳、大阪府)が10月1日から6日、ブラジル市場視察のため初来伯した。
 同社は1966年に設立され、世界40カ国に「おーいお茶」をはじめとする飲料品を販売している。ブラジルでは日本産品輸入会社「ヤマト商事」が輸入し、小売店やレストランなどに卸販売している。
 須藤さんと石川さんは滞伯中、ヤマト商事関係者らと販売店視察などを行った。須藤さんは「世界最大の日系社会があるブラジルはビジネスポテンシャルが非常に高い国。今後はブラジルを始めとする南米でさらなる販売拡大をしていきたい」と感想を述べた。ヤマト商事の本田総一郎社長は「おーいお茶はブラジルでも人気。さらに販売拡大できるよう連携していきたい」と意気込みを語った。

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