今年も、ブラジル滋賀県人会と音楽家の本郷園子さんによる2025年度版チャリティカレンダーの予約販売が1日から開始された。売上金の一部は日系福祉団体へ寄付される。10日午後1時30分にはサンパウロ市ビラマリアーナ区のレストラン「Dona Preciosa Gastrobar」(Rua Rio Grande,130)で販売記念原画展コンサートが行われる。
今回のカレンダーのテーマは「歌で綴るブラジルの12カ月」。サンパウロ州で日本語を学ぶ子どもたちの合唱を六校で録画、各ページのQRコードを読み取るとその合唱動画に飛ぶ。参加校は、たんぽぽ学園、赤間学園、ブラガンサ・パウリスタ日本語学校、コレジオ・アルモニア、サンベルナルド・ド・カンポ校、ロベルト・ノリオ学校など。
本郷さんがイラストを担当。「Samba do Avião」「Quem te ensinou a nadar」「Peixe Vivo」など歌は全てブラジル曲で、日本語と両語で歌えるようにアレンジした。「サシペレレの歌」は全くのオリジナル曲。
販売価格は40レアル。遠方は郵送可能だが別途送料がかかる。詳細及び予約注文は担当(ワッツアップ11・98408・6570)まで。24年度版はその売上金の一部として、日系福祉団体の希望の家、こどものその、救済会、サンパウロ日伯援護協会に各7500レアルずつを寄付した。
10日の記念コンサートではカレンダーの原画展示に加え、動画の曲を実際に演奏する。本郷さんと音楽家のサンバ・ガブリエルさんが出演。参加費20レ、5歳までの子供は無料。