米国大統領選挙の投票日がやってきた。最終的な結果が出るにはまだ時間がかかりそうで、誰が世界最大の経済大国を率いることになるのかというサスペンスが続くかもしれない。だが、ブラジルの投資家たちは、片方の目を魚に、もう片方の目を猫に注いでいる。赤道の反対側の選挙情勢と、ブラジルの財政情勢の両方を注視しているのだ。その結果、ボベスパ指数は0.11%小幅上昇の130,660.75ポイント(145.96ポイント上昇)と、ほぼ安定した値動きで引けた。一方、商業ドルは、国外での通貨の下落に追随し、5.74レアルで0.63%下落した。DI(長期金利)は上昇で始まったものの、終値は軒並み下落した。