三重県による文化普及のための「忍者イベント」が16日(土)、17日(日)10~17時まで、ブラジル日本文化福祉協会(R. São Joaquim, 381 Liberdade, São Paulo)で開催される。会場は1階第13会議室。入場無料。
イベントでは「忍者体験」として装束を身に着けることができるとともに、ゴム手裏剣投げで正確さと敏捷性に挑戦できる。得点に応じた伊賀流忍者関連のノベルティも用意されている。
三重県が世界に誇る忍者文化の一端を知ってもらおうと、ブラジル三重県人文化援護協会(広瀬哲洋会長)と連携して企画されたもので、「ブラジルサンパウロ州における三重の伝統文化理解促進事業」の一環だ。
10月22日には、サンパウロ市の大志万学院(川村真由実校長)で年末に訪日する生徒や教師ら60人の前で1時間ほどの三重県紹介イベントを行った。
また、10月27日には伊勢うどんをとおして三重県の食文化や歴史を紹介するイベントも実施した。
一連の事業は「みえ友パウリスタ」の協力を得ながら行われる。SNSを通した宣伝や、イベント自体の運営も手伝う。「みえ友パウリスタ」とは、県とサンパウロ州交流の懸け橋となり、当地に県の魅力を発信するサポーターのこと。
今年1月に県交流事業で2週間の訪日研修を受けた4人の「みえ友パウリスタ」は、実際に「忍びの里」と呼ばれる伊賀市を訪問し、忍者修行を体験。そこで教わった一部を、ブラジルで伝える。
主催者らは「忍者体験をとおして三重県の歴史・文化や観光の魅力を多くの方に知ってもらいたい。一緒に楽しみましょう」と、多くの参加を呼び掛けている。
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