平田元会長宅で慶祝団歓迎晩餐会=「あおもりの地酒アンバサダー」も

 
「あおもりの地酒アンバサダー」委嘱されたコッペデ副会長
「あおもりの地酒アンバサダー」委嘱されたコッペデ副会長

 元在伯青森県人会会長の平田フラビオ氏(2世・62歳)と同県人会は、10月19日午後7時からサンパウロ市内の平田氏の自宅にて「青森県慶祝団歓迎晩餐会」を行った。
 晩餐会には、翌日の同県人会創立70周年式典に合わせて来伯した、小谷知也青森県副知事や丸井裕県議長(青森県十和田市・67歳)、青森県民間団体代表の「東奥日報社」の釆田正之取締役社長(青森県・66歳)など慶祝団一行が出席。また、県人会関係者も参加した。
 平田氏は挨拶で「日本から時間をかけて来ていただいて本当に感謝しています。私は約40年前に県費留学生として青森にいきましたが、そこでたくさんの経験をさせていただいた。その経験が今でも役にたっています」と述べた。
 在伯青森県人会の渋川名和幸子マリア会長(2世・78歳)は、「皆様に日本から来ていただき、県人会の皆心から歓迎しています。ブラジルに来た日本の方は、一度来たらまた来たいと言ってくださいます。今回もそうなるように楽しんでいただきたいです」と述べた。
 小谷副県知事は、「本日はこのような素晴らしい会にお招きいただき、ありがとうございます。県人会の皆さんには日本、青森とブラジルの架け橋として活動していただいていること感謝しております」と述べた。

晩餐会メンバーで記念写真

 丸井議長は、「今回ブラジルには初めて来ましたが、日系社会の温かさが身に染みております」と述べた。
 そして、青森県酒造組合より同県人会のコッペデひろみ副会長(青森県弘前市)への第5期「あおもりの地酒アンバサダー」の委嘱状が小谷副県知事から交付された。
 委嘱されたコッペデ副会長は、「ブラジルには青森の地酒がいくつか輸入されているが、知名度はまだまだ低い為、アンバサダーとして当地に住む方々に母県の日本酒を通して青森を体感していただけるよう、活動したいです」と語った。
 慶祝団から平田元会長と県人会に母県の地酒「田酒」と「如空」がプレゼントされ、参加者一同で試飲を行った。
 各人挨拶の後、飲食を行い親睦を深めて会は締めくくられた。

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