全伯麻雀大会=決勝戦で「国士無双」!=92人出場、優勝非日系

決勝対局中のサブリナさん(左から2人目)

 ブラジル麻雀協会(村井アマウリ会長)は10月26~27日、サンパウロ市リベルダーデ区のニッケイパラセホテルにて「第二回全国麻雀大会」を開催した。サンパウロ州を始めゴイアス、バイーア州などから92人が出場して腕を競い、優勝はサブリナ・シマンさん(27歳、サンパウロ出身、麻雀歴2年)が果たした。
 出場者の年齢は18歳から95歳までと幅広く、1世参加者が全体の24%、日系各世代が50%、非日系ブラジル人が24%、外国人(イタリア、アルゼンチン)が2%となった。
 優勝したサブリナさんは、友人らと様々なゲームをするのが趣味でその一環で麻雀も覚えた。サブリナさんには優勝賞品として賞金300ドルと高級麻雀牌が贈られた。準優勝はブルーノ・ヴィトリーノさん(25歳、マット・グロッソ州、2年)、3位はヤマシタ・エシオさん(77歳、30年以上)、4位はビクター・リマさん(25歳、ブラジリア、1年)。入賞者にもそれぞれ賞金と賞品が贈られた。

会場の様子

 村井会長は大会を振り返り、「今回は決勝戦で最高難度の手役『国士無双』が飛び出すなど非常に盛り上がり、良い大会となりました。多くの方に参加頂け、開催に協力してくれた全ての方に感謝しています」と述べている。

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