11月10日、サンパウロ市ビラ・グァラニ区の本藤利ゲートボール場(Av. Leonardo da Vinci, 1551)にて、ブラジルゲートボール連盟(UCGB)主催の第24回ブラジルゲートボール地域選抜選手権大会が開催された。本大会には、全国17地域から32チームが参加し、年齢を問わず多くの選手が競い合った。
特に注目を集めたのは、若手選手を中心に構成されたチームの活躍。カウカイヤAチームをはじめ、カロン・協友チーム、アルバレス・マシャドチーム、パウリスタAチームなど、30歳未満の選手が中心のチームが上位を独占し、カウカイヤAチームが優勝という快挙を成し遂げた。
ゲートボールが高齢者だけのスポーツという固定概念を覆すべく活動しているブラジルゲートボール連合は、わずか1年でチームを結成したアルバレス・マシャドチームのような新たなチームの誕生を後押ししている。ブラジルゲートボール連合は、あらゆる年齢層の人々がゲートボールを楽しむことができるよう、積極的に支援を行っている。
上位入賞チームの平均年齢が非常に低いことから、ブラジルのゲートボール界の未来は明るいと言える。すでに世界で優勝経験もあるブラジルは、若手育成については、ゲートボールを発祥した日本を凌駕するほどだろう。
大会結果とチーム構成は次の通り。
【1位:カウカイヤA】
キャプテン:ジュリアーノ・ハギオ(30歳)/ラファエル・コガ(28歳)/ケンジ・ツチダ(40歳)/エイジ・ハギオ(37歳)/チアゴ・ユハラ(41歳)/ラウラ・ツルダ(14歳)
【2位:カロン・協友】
キャプテン:カイオ・タネガワ(16歳)/アレシャンドレ・アラカキ(49歳)/ルカス・タネガワ(13歳)/ジュンジ・カクモリ(14歳)/カウアン・ナカソネ(18歳)/フミアキ・イシカワ(64歳)
【3位:アルバレス・マシャド】キャプテン:ダニエル・ササキ(24歳)/エドゥアルド・マエダ(24歳)/ガブリエル・ゴトウ(31歳)/ジェニファー・マセド(24歳)/カレン・スカルセリ(32歳)/マリオ・ササキ(32歳)/ニコラス・ヨコオ(18歳)/ベロニカ・カザマ(32歳)
【3位:パウリスタA】
キャプテン:アンドレ・マツモト(36歳)/グスタボ・マツモト(37歳)/ロドリゴ・マツモト(29歳)/ミリアン・マツモト(33歳)/ダニエル・カワカミ(43歳)/セリア・マツモト(64歳)