下院での中絶に関する討論の様子(Foto: Zeca Ribeiro/Câmara dos Deputados)
下院の憲法司法委員会(CCJ)は27日、現行法で許可されている場合や最高裁(STF)の決定によって既に許可されている場合を含め、合法的な人工妊娠中絶を事実上禁止する憲法改正補則案(PEC)を35対15の賛成多数で承認した。この案が上下両院の本会議でも可決されれば、現在では中絶が許可されている無脳症胎児、強姦による妊娠、母体の生命危機の三つの状況下での中絶の権利も失われる可能性があると27日付G1など(1)(2)が報じた。