サンパウロ市近郊のスザノ市にある南米真言宗大本山常明寺(Estrada dos Fernandes, 1927 – Parque Santa Rosa)では7日(土)、第6回「提灯祭り」が開催される。入場無料。その名の通り、伝統的なお祝いや装飾に使われる提灯が主な見どころだ。11時に始まるこの祭りのハイライトは、19時頃に行われる提灯の点灯だ。
このイベントは、市の公式行事予定に組み入れたスザノ市役所と、ボランティアや協力団体によって支えられており、寺の維持費を集めることを目的としている。主催者の一人シルビア・ミゾブチさんによれば、提灯祭りは年々規模を拡大しているという。
2019年に開催された第1回には、推定2500人が来場した。昨年はアルト・チエテと近隣から1500人以上の来場者があった。シルビアさんによれば、今年はその数を上回ることが期待されているという。
提灯祭では、屋台、無料のワークショップやコンサート、音楽プログラム、武道パフォーマンス、さまざまな製品や手工芸品を販売するバザーなども行われる。
今回のアトラクション・プログラムは見どころ満載だ。中国伝統医学に基づく体操「リャン・ゴン」、ブロードウェイスタイルで好評を博しているピラシカバのグループ「グルーポ・トドス・ノス」、サーカスやダンス、演劇、新体操をミックスした地元グループなどが出演する「コルポ・アオ・クーボ」、スザノ道場(武道)、魂太鼓グループ、沖縄伝統舞踊、歌手の平田ノブヒロ、デボラ・イハ、リカルド・ナカセも参加。ヨガ指導者アンドレイア・ヒロミがマントラなどを披露。
当日は焼きそば、菓子パン、串焼き、サンドイッチ、お好み焼き、たこ焼き、ビーフン、ギョーザなどの日本料理やブラジル料理が並ぶ食の広場もある。
【6º Tyoutin Matsuri – Festival das Lanternas】Quando: dia 7 de dezembro, das 11h às 20 h
Onde: Estrada dos Fernandes, 1927 – Parque Santa Rosa (Suzano)