歴史的時計破壊の襲撃犯、実刑開始へ

時計を破壊する瞬間(Reproducao)
時計を破壊する瞬間(Reproducao)

 最高裁のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事は1月8日三権中枢施設襲撃事件に関し、アントニオ・クラウジオ・アルヴェス・フェレイラ被告に対する実刑開始を決めた。同被告は襲撃参加だけでなく、ポルトガル王ジョアン6世が1808年に譲り受けた歴史的な置き時計を破壊した人物だ。実刑の年数は17年間。襲撃の際、同被告がこの時計の価値を知っていたかどうかは不明だが、勢いに乗って壊した代償は予想だにしていなかったほど大きなものではなかったか。(1)

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