Copomメンバー(Foto:Raphael Ribeiro/BCB)
中銀通貨政策委員会(Copom)は11日、経済基本金利(Selic)を年率11・25%から1%ポイント(PP)引き上げ、12・25%とすることを全会一致で決めた。これは2022年2月以降で最大の上げ幅で、国内経済の活況やインフレ率の目標上限超過、米国の金融政策に対する不透明感が背景にある。また、ドル高やブラジル政府の財政管理への懸念も影響を与えた。同委員会は会合後の声明で、来年1月と3月の会合でも同規模の利上げを見込んでいると述べた。同日付G1など(1)(2)が報じた。