デイリーアーカイブ 1月 11, 2025

福島県=第6回芭蕉白河の関俳句賞=「ブラジルに終の棲家や花と杖」等=海外の部ブラジル勢が大半占める

 福島県白河市の芭蕉白河の関俳句賞実行委員会が昨年実施した「第6回芭蕉白河の関俳句賞」の入賞作品が、昨年12月に同市役所サイトで発表された。応募総数は5537句(3097人)で、うち海外の部は77句(39人)でブラジルからが74句と...

健康体操協会指導員が忘年会=19周年式典を8月に開催へ

 ブラジル健康体操協会(川添敏江会長)は24年12月21日(土)昼、熟年クラブ連合会会館に指導員ら約40人が集まり、会議および忘年会を行った。  会議では清原みどりさんと今野米子(よねこ)さんが司会をし、25年に創立19周年セレモ...

小説=「森の夢」=ブラジル日本移民の記録=醍醐麻沙夫=107

 空カンを叩いたところで、さして効果はないのだった。  しかし、何もせずに手をこまねいて作物がみすみす喰われるのを傍観してる気にはなれない。  バッタの新しい群は翌日も地平線に湧いて飛来した。  三日はど経つと、開拓地は死んだように静...

ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(82)

 ミゲール・コウトが執拗にも、その新憲法法案を審議する本会議へ、改めて移民に関する項目の新修正案を提出したのである。  この時、彼は前記の他の三人と連携した。その修正案は、  「アジア人の制限比率を一〇〇分の二とする」  「外国移民の...

ベネズエラ=マドゥーロ再任で揺れるブラジル=通商維持だが政治は距離=トランプ圧力がカギ握る

 南米ベネズエラで10日、大統領就任式が行われ、独裁的な国家運営を続ける左派のニコラス・マドゥーロ氏が3度目の就任式に出席。国内外からの批判や反発と野党の抗議の中でも、式典は強行され、同氏は6年の任期をスタートさせた。就任式の前日は...

農産物=輸出総額半額占め1兆レ超=価格低下でも史上2番目に

 24年のブラジルの農産物輸出額は約1644億米ドル(現行レートで1兆40億レアル)で、史上2番目の好成績となった。この額は昨年の輸出総額の49%に相当し、主要商品の国際価格下落にも関わらず、同部門が堅調であることを示していると8日...

イミグランテスに第3車線=2031年までに完成予定

 サンパウロ州政府は10日、イミグランテス道に第3車線を追加する計画を発表した。同道はサンパウロ市とバイシャーダ・サンチスタ地区を結ぶ主要幹線道路で、拡張により、サントス港までの慢性的な渋滞が緩和されることが期待されていると、9日付...

ハダジ財相=「PIX決済は非課税」=AI使った虚報打消す

 【既報関連】Metaが第三者による投稿内容の正確性検証のためのファクトチェックを終了すると発表した直後、人工知能(AI)を利用して加工したハダジ財相のビデオが流れ、財相自身がその内容を打ち消す必要に駆られる事態が発生した。  9...

IPCA=食品価格高騰で0・52%増=年4・83%で目標上限突破

 地理統計院(IBGE)は10日、2024年12月の広範囲消費者物価指数(IPCA)は前月比で0・52%増となり、年間インフレ率は4・83%に達したと発表した。この結果、年率は国家通貨審議会(CMN)が定めたインフレ目標の上限である...

米国=3月25日街を偽造品市場に指定=取締り強化も違法行為止まず

 8日付G1サイトなど(1)(2)によると、米国通商代表部(USTR)が8日、サンパウロ市中心部にある3月25日街(Rua 25 de Março)の商業エリアを、世界の主要な海賊行為および偽造品市場の一つとする報告書を公開した。同...

リオ・グランデ・ド・スル州のブラジル人修道女、116歳で世界最長寿者に

 日本の糸岡富子氏が12月29日に老衰で亡くなり、1908年6月8日生まれでリオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ在住のイナ・カナバッロ・ルーカス氏(116歳)が存命中の世界最長寿者となった。1929年に修道女となり、ポ語や数学...

米国海洋大気庁がラニーニャ現象発生を正式に確認、4月まで継続か

 大雨の被害はミナス州やエスピリトサント州でも出ているが、今年に入ってからの南東部の雨の多さを説明する要因の一つは太平洋東部赤道海域の海水温が平年以下となるラニーニャ現象だ。米国海洋大気庁(NOAA)は9日、ラニーニャ現象は昨年12...

各種災害で悩むサンパウロ州海岸部=感染症はノロウイスルが原因

 サンパウロ州海岸部での雨は続き、ペルイベ市では9日午後、避難所などに退避中の人が300人を突破。豪雨に伴う洪水、浸水に土砂崩れは、昨年末からヴィローゼと呼ばれるウイルス性の感染症で悩まされてきたサンパウロ州海岸部の人達をなお苦しめ...

ヒ素ケーキ事件=鬼嫁がネットでヒ素購入し混入か=9月死亡の舅遺体からもヒ素検出

 リオ・グランデ・ド・スル州トーレス市で昨年末、嫁が姑の家の小麦粉に猛毒ヒ素を混ぜ、知らずにクリスマスケーキを作った姑が自分の姉妹ら家族に食べさせた結果、3人が死亡、3人が入院した痛ましい事件の続報が続いている。それに先立つ昨年9月...

リオで大晦日に大乱交パーティー=警察が顔認証で参加者を特定中

https://dai.ly/x9bobd0  大晦日の晩から元旦の朝にかけて、リオデジャネイロ市の観光名所アルポアドールの岩場で、約30人の男性が野外で乱交している様子が撮影された。その動画はX(旧ツイッター)に投稿され、S...

【10日の市況】Ibovespaは0.77%下落して終値は118,856.48ポイント=米国のインフレ懸念が影響=ドルは1.00%上昇して6.10レアルに

 ブラジル株式市場の主要指標であるIbovespaは、10日、0.77%下落し、終値は118,856.48ポイントとなった。前日比で924.08ポイントのマイナスとなったが、週ベースでは0.27%の上昇を記録し、4週連続の下落から脱却した。...