デイリーアーカイブ 2月 25, 2025

【24日の市況】Ibovespaは1.36%下落して125,401.38ポイント=ドルは0.43%上昇して5.755レアルに

 2月最終週の幕開けは、Ibovespaが1.36%下落し、125,401.38ポイントとなり、1,700ポイント以上を失う展開となった。この5営業日が終わる頃には、ブラジル中でカーニバルの打楽器のリズムが鳴り響くことだろうが、市場は止まる...

日本発の環境型農業=注目の「ヤマカワプログラム」(1)=ブラジル農家指導に同行

 「自然の摂理に沿って、微生物に心地良い環境を作るんです。すると土壌が蘇り、質の良い作物が採れるようになります。ヤマカワプログラムは地球環境をも蘇生する、夢のような方法です」――日本発祥の環境型農業「ヤマカワプログラム」の普及活動を...

古くて新しい「ニュー美松」=新世代が伝統メニューを現代風に

 「パンデミックの時、もう閉店かもと思っていた。それで子供たちに相談したら、僕らが継ぐと言ってくれたので本当に嬉しかった。いま私はアジュダンテ(助手)をするだけ」――東洋街の老舗日本食レストラン『ニュー美松』(Rua Galvão ...

石垣友明次席公使が着任=在ブラジル日本国大使館

 在ブラジル日本国大使館に昨年11月、石垣友明次席公使が着任した。同氏は今月11日、着任挨拶のためサンパウロ市の関係各所を訪問。編集部にも訪れ、今後の公務に対する抱負を語った。  石垣氏は1972年生まれ、神奈川県出身。東京大学法...

《記者コラム》「バイデンがルーラ選挙を援助した」=マスクの問題発言が波紋呼ぶ=再び〝どんでん返し〟はあるか?

「バイデンがルーラを勝たせた」は本当か  最初に断っておくが、コラム子はボルソナロ氏にもルーラ氏にも期待していない。どちらも両極端で、鏡返しのような存在だと思っているからだ。ベクトルは異なるが、ポピュリズム重視という意味では同質だ...

ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(113)

 男子の場合は、帰国して兵隊さんになり従軍することに憧れる子が多かった。  やがて彼らが青年期に入る頃、日系社会は騒乱期を迎えるが、その騒乱の中に身を投じる青年が、少なからず出ることになる。  ここで、参考までに、彼らの内の幾人かを紹介...

最上階から落下する犬を救う!=とっさの救出劇が話題に

https://www.youtube.com/watch?v=ZhbYOTw61tQ  サンパウロ州グアルーリョス市アグア・シャタ地区で、マンションの最上階から落下しそうになっていた小型犬を、下の階に住む住人が段ボール箱で間...

ドイツ在住ブラジル人らの不安強まる=極右台頭と移民排斥の波で

 23日に投開票されたドイツ総選挙で極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が20・6%の得票率で第2位に躍進し、28・6%で首位となった保守連合の「キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)」に次いだ。選挙戦の中でAfD党首アリ...

恩赦法に賭けるボルソナロ=両院の過半数に届いたか=カギを握るPSD等の動き

 ボルソナロ前大統領を含む34人が22年の大統領選後のクーデター未遂捜査で連邦検察庁から起訴されたことで、前大統領派の議員たちが1月8日三権中枢施設襲撃事件に関する恩赦法を成立させるべく動いている。ボルソナロ氏の側近たちは「承認を得...

ルーラ大統領=民主主義擁護を要請=PTの45周年式典で

 ルーラ大統領が22日、リオ市マウア埠頭の倉庫で開催された労働者党(PT)の創立45周年記念式典に出席し、民主主義を守り、虚報(フェイクニュース)と闘うように党員達に求めたと同日付アジェンシア・ブラジルなど(1)(2)が報じた。 ...

トランプ関税=中国製品輸入増を促進か=国内産業圧迫の悪影響も

 トランプ米大統領が仕掛ける関税政策により、中国が米国への依存度を減らし、ブラジルとの貿易関係を強化する動きが予想される。専門家らは、ブラジル市場への中国製品の流入が進むことで、短期的には消費者価格引き下げやインフレ抑制が期待できる...

気候変動と食糧生産=影響を軽減する方法は

 ここ数日の猛暑はブラジル南部の大豆やトウモロコシ、米の生産、ブラジル南東部のコーヒーや果物の農園に影響を与えているが、気候変動による食糧生産への影響が年々増加する中、ペルナンブコ農業研究所の研究者で気候学者のフランシス・ラセルダ氏...

サンパウロ市=マルサル氏に選挙法違反判決=金を支払わせ支持求めた嫌疑で

 昨年行われたサンパウロ市市長選に出馬して3位となったパブロ・マルサル氏(労働刷新党・PRTB)が21日、選挙法違法に問われ、サンパウロ州選挙地域裁から8年間の被選挙権剥奪の判決を受けた。同日付UOLサイト(1)が報じている。  ...

サンパウロ市=「アインダ〜」作者迫害被害=カーニバルのブロッコ参加中

 アカデミー賞ノミネート映画「アインダ・エストウ・アキ」の原作者のマルセロ・ルーベンス・パイヴァ氏が23日午後、サンパウロ市のカーニバルのブロッコに参加している最中に、何者かに物をぶつけられる被害に遭った。同日付G1サイト(1)が報...

サンパウロ州選手権、パルメイラス薄氷の逆転通過

 23日のサッカーのサンパウロ州選手権グループリーグ最終節。D組3位で脱落危機にあったパルメイラスは、ミラソル戦で2度追いつかれる大苦戦だったが、なんとか逃げ切って3対2で勝利。その裏で1位のサンベルナルドがサンパウロに1対3、2位...

60年代のアイドル、リリアン死去

 60年代に起きたロックを歌うアイドルたちによる空前のブーム「ジョーヴェン・グアルダ」の人気歌手の一人だったリリアンが22日、癌の合併症のため、リオで亡くなった。76歳だった。リリアンは男女デュオ、レノ&リリアンとしてデビュー。ポル...

サンパウロで18歳女性が恋人に殺される

 22日、サンパウロ市で18歳の女性が交際中の男性に刺殺される事件が起きた。現場は東部シダーデ・パトリアルカ地区で、アナ・カロリナ・ペレイラさんが恋人のルーカス・アルヴェス・ペレイラ容疑者の自宅で刺された。近隣住民によると、物が落ち...

マイゾウ・メーノス(まあーまあー)の世界ブラジル(9)=サンパウロ 梅津久

第4話「ご苦労さまでした」「明日まで」  「マイゾウ・メーノス」の世界で手のつけられないのが、「アテ・アマニャーン(明日まで)」と頻繁に使われる言葉である。  まず仕事が終わって帰る時、日本であれば「ご苦労さまでした、お休みなさい、...

マイゾウ・メーノス(まあーまあー)の世界ブラジル(8)=サンパウロ 梅津久

 サンパウロの気候についてもう少し述べると、一日の内に夏から冬までの四季があることである。朝、今日は暖かくなるなと思い、軽い洋服で出ると、日中は確かに暑くてちょうど良い具合だが、夕方から小雨とともに急に冷え込み、寒くなってガタガタ震えるくら...