デイリーアーカイブ 3月 22, 2025

【21日の市況】Ibovespaは0.30%高の132,344.88ポイント、小幅上昇で週を終える=ドルが0.73%上昇して5.717レアルに

 金曜日がやってきたが、市場の雰囲気はどこか覇気に欠ける一日だった。ブラジルの主要株価指数であるIbovespaは、方向感を欠いたまま推移し、最終的に0.30%高の132,344.88ポイントで取引を終えた。わずか389.98ポイントの上昇...

日本館に草の根無償7万ドル=展示館や通路の屋根修復費用に

 在サンパウロ日本国総領事館とブラジル日本文化福祉協会(石川レナト会長)が管理する日本館との間で、草の根文化無償資金協力に係る署名式を19日午前9時半から、サンパウロ市イビラプエラ公園内の日本館で行った。  この建物は、桂離宮を模...

日本発の環境型農業=注目の「ヤマカワプログラム」(10)=イビウーナのヨシズミさん農園

 ヤマカワプログラム一行は24年11月30日、視察行の締めくくりとして、イビウーナ市で農業を営むヨシズミ・マサミさん(61歳、2世)の農園「シチオ・ノヴォ・ムンド(Citio Novo Mundo)」を訪問した。  同農園はマサミ...

文協が白寿者登録呼びかけ=1926年生まれ以前の人

 ブラジル日本文化福祉協会(石川レナト会長)は、満99歳の人を祝賀する「白寿者表彰」の準備を始めている。今年度は1926年(大正15年)生まれが白寿を迎える。過去に白寿を迎えたものの、まだ表彰されていない者も対象となっている。  文協事務...

ACAL=役員就任式で新時代幕開け=新会長は45歳の藤田ダニロさん

 リベルダーデ文化福祉協会(ACAL)が2月8日、東洋会館で新役員就任式を開催し、45歳の弁護士、新会長の藤田ヨシアキ・ダニロ氏ら新役員が紹介された。ACALは1965年に設立され、今年で半世紀の節目を迎える。その間、東洋街の発展に...

2025新年の集い22日から=GLAド・ブラジルが各地で

 GLAド・ブラジル(尾田嘉雄代表)は「2025新年の集い」を22日(土)、23日(日)に同会館(Rua Dr. José de Queiroz Aranha, 500, Vila Mariana)で開催する。開場12時、開始14時で終了は...

《特別寄稿》パナマ運河は誰のもの?=トランプ大統領の主張を検証=執筆者:小林志郎(パナマ運河研究家)

パナマ運河に対するトランプ大統領の言いがかり  トランプ米大統領の就任演説(1月20日)は、これまでの常識を覆す問題発言が多かった。ここでは、パナマ運河に対するいくつかの問題発言を取り上げ、その背景と狙いを割り出してみたい。  ...

ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(130)

 「米国は、交渉を続けていれば、開戦時期を望み通り設定できるというメリットもあった。日本側に望みを持たせながら、戦争準備のための時間を稼いだ。最後にハル・ノートをつきつけ、最初の一発を日本側に撃たせることに成功した」  「ハル・ノートが開...

クーデター疑惑審理=最高裁全判事が参加に=前大統領側請求を却下=「直接証拠ない」反論も

 【既報関連】連邦警察のクーデター捜査に関する審理で、ボルソナロ前大統領らの弁護士が求めた特定の判事を審理から外すか否かに関する最高裁の判事投票は弁護側の主張を却下する結果となったが、ボルソナロ氏の指名で判事になったアンドレ・メンド...

上下両院=25年度予算案を承認=基礎的財政収支黒字に

 【既報関連】連邦議会が20日午後、両院合同の本会議を開き、25年度の予算案(PLOA)を承認したと同日付アジェンシア・ブラジルなど(1)(2)(3)(4)(5)が報じた。 20日付アジェンシア・ブラジル(6)によると、予算案は当初...

連邦政府=5千レ以下の所得税免除に注力=高所得者10%課税で補償へ

 フェルナンド・ハダジ財相は20日、月収5千レアル以下の個人の所得税(IRPF)免税法案の承認を目指し、連邦議会の指導者らが全力で取り組んでいると述べた。また、免税措置の財源確保のため、高所得者への課税を「公正で実現可能な措置」とし...

ヒースロー空港=閉鎖がブラジルの航空にも影響=火災発生で復旧のめど見えず

 現地時間の21日、欧州最大規模のロンドンのヒースロー空港が閉鎖となり、伯国にも相次ぐ影響が出る騒ぎとなった。同日付G1サイト(1)などが報じている。  事の発端はヒースロー空港の電力供給ステーションの一つで発生した火災で、電力が...

W杯南米予選=セレソン、コロンビアに勝利=土壇場でヴィニの決勝弾飛び出す

 20日、サッカーのW杯南米予選の対コロンビア戦で、ブラジル代表(セレソン)はエース、ヴィニシウス・ジュニオルの決勝点で、2対1で勝利した。同日付UOLサイト(1)が報じている。  ブラジリアのマネ・ガリンシャ・スタジアムで行われ...

CPTM=26日に5路線でスト=3線の民営化入札に抗議

 サンパウロ州都電(CPTM)の労働者達が20日、CPTM3線を民営化するための入札を阻止するためのストと抗議集会を行うことを決めたと21日付UOLサイトなど(1)(2)(3)(4)が報じた。  サンパウロ州のタルシジオ・デ・フレ...

グアルーリョス空港直通電車は8月開通

 グアルーリョス国際空港とCPTM13号線をつなぐ直通電車「アエロモーヴェル」が今年8月に開通する見込みとなった。当初の予定から1年6カ月遅れての完成となりそうだ。この遅れについて、空港のコンセッショナリア(運営企業団体)は、「内部...

「アイム・スティル・ヒア」のエウニセ夫人のドキュメンタリー、無料公開

 映画「アイム・スティル・ヒア」のヒロインとして有名になったルーベンス・パイヴァ元下議の妻のエウニセ・パイヴァ氏や、ジャーナリストのブラジミール・エルゾーギ氏の妻のクラリッセ氏、サンパウロ市の溶接工員マノエル・フィエル氏の妻テレーザ...

ブラジル・サッカー連盟にロナウドの妻が激怒

 12日にロナウドがブラジル・サッカー連盟(CBF)会長選への出馬断念を発表したため、現会長のエジナルド・ロドリゲスが唯一の候補者となり、来年の選挙を待たずしての会長再任が濃厚になった。これに関して、ロナウド夫人のセリーナ・ロックス...

「国民の税金でこっそり日本観光」?=大統領夫人の渡航費調査を要請

 カルラ・ザンベリ連邦下議(自由党・PL)は19日、ロザンジェラ・ダ・シルヴァ大統領夫人(通称ジャンジャ)の日本への渡航費用について、連邦会計検査院(TCU)に調査を求める申し立てを行った。ザンベリ下議は、ジャンジャ氏は公職に就いて...

ブラジル人AI研究者が米国入国拒否=戦略的分野での警戒からか?

 ブラジルの人工知能(AI)分野を代表する研究者の一人、ロドリゴ・ノゲイラ氏がハーバード大学での講演のために渡米しようとしたが、米国ビザ発給を拒否された。彼は、自分の研究分野が世界主要国間の激烈な競争領域であることが影響した可能性が...