デイリーアーカイブ 3月 25, 2025

【24日の市況】Ibovespaは0.77%安の131,321.44ポイント=ドルが0.61%上昇してR$5.752に

 本日、ブラジルの株式市場Ibovespaは厳しい一日となった。主要株価指数は0.77%安の131,321.44ポイントで取引を終え、1,023.44ポイントの大幅な下落を記録した。  為替市場でもドルが対レアルで0.61%上昇し、R$5...

ピアウイ州、北東伯の潜在力を強調=フォンテレス州知事が講演=商議所定例懇親昼食会

 ブラジル日本商工会議所(小寺勇輝会頭)は21日、サンパウロ市のトランスアメリカ・プライム・インターナショナル・プラザ・ホテルで定例懇親昼食会を開催した。今回は特別ゲストとしてピアウイ州のラファエル・フォンテレス知事を迎え、「ピアウ...

日本発の環境型農業=注目の「ヤマカワプログラム」(11)=イビウーナのヨシズミさんの農園を訪ねて

 ヤマカワプログラム一行が24年11月30日に行ったイビウーナ市の農場「Sítio Novo Mundo」視察には、CAISP(Cooperativa Agricultura de Ibiúna=イビウーナ農業協同組合)のアントニオ...

関西万博開幕に向け兵庫PR=ワシントン州事務所の池上所長

 兵庫県ワシントン州事務所の池上卓久所長が9~14日、4月の大阪・関西万博開幕に伴う県広報活動の一環としてブラジルを訪れた。池上所長は滞在期間中、姉妹都市提携を結ぶパラナ州やサンパウロ州の関係各所を訪問し、万博で県が参加する「関西パ...

《記者コラム》ルーラ大統領の謝罪に思うこと=日本移民史の大きな区切り=草葉の陰の先人に改めて報告

勝ち負け抗争の2大原因を分析する  ルーラ大統領が戦争に関わる日本移民への迫害に謝罪の言葉を口にした。昨年7月に人権省の恩赦委員会が連邦政府として謝罪をしていたが、今回の大統領の動画を見ながら、草葉の陰にいる先人に改めて報告したい...

ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(131)

 彼が堂々と語る話の中には、物事が自分に有利に働く様に、平気でつくウソも含まれていた。  スターリンとは友好関係にあった。スターリンの侵略政策、独裁、大量粛清を黙認していた。彼の政権内には、ソ連のスパイが二〇〇人以上も居た。  人種差別...

サッカーW杯南米予選は25日にアルゼンチン戦

 サッカーのW杯南米予選で、ブラジル代表(セレソン)は25日夜21時から首位アルゼンチンと敵地で対戦する。この試合の模様はグローボ局で生中継される。セレソンは前戦の対コロンビア戦でアリソンとジェルソンが負傷した上、 ブルーノ・ギマリ...

若手歌手がレコーディング先の川で溺死

 歌手のラファ・ジニス(22歳)が21日、バイア州とペルナンブッコ州の境を流れるサンフランシスコ川で遺体で見つかった。ラファはレコーディングのためにこの付近を訪れており、余暇で泳いていた時に溺れたという。ラファはアローシャという、北...

ミレイ大統領、アルゼンチンの音楽フェスで悪魔に

 22日、ブエノスアイレスで開催されていた音楽フェスティバル、ロラパルーザ・アルゼンチンでミレイ大統領を皮肉る映像がステージに投影され、物議を醸した。それは、同国のバンド、ドゥム・チカの演奏中に起こったもので、ステージの後ろのモニタ...

クーデタ―疑惑=最高裁が25、26日に審理=来年選挙意識し異例の早さ=前大統領ら被告になるか

 25~26日に最高裁で、2022年の大統領選後に起きたクーデター計画疑惑に関し、ボルソナロ前大統領をはじめとする8人の起訴対象者に対する起訴状を受理するか否かの審理が開かれる。今回の審理はボルソナロ氏らが大統領選後に起きたクーデタ...

高等裁=リオのモンテイロ元市議釈放=強姦疑惑あるインフルエンサー

 ネットのインフルエンサーで、強姦の嫌疑で長期拘束を受けていた元リオ市議のガブリエル・モンテイロ氏が21日、高等裁判断で釈放された。同日付G1サイト(1)が報じている。  この日、高等裁第6小法廷で行われた審理はモンテイロ氏の弁護...

BRICS=ジウマがNDB総裁に再任=背後にプーチン氏の意向も

 3日、ブラジル元大統領のジウマ・ルセフ氏が別名「BRICS銀行」とも呼ばれる新開発銀行(NDB)の総裁に再選された。同日付CNNブラジル(1)が報じている。  今回のジウマ氏再任は今年7月に任期が切れることに伴うものだが、この再...

国際監視団=デジタル時代の課題検証=世界報告書をリオで発表

 情報民主主義国際監視団が19日、デジタル時代の情報の影響と課題を分析した、初めての世界報告書をリオ市で発表したと同日付G1サイト(1)が報じた。このテーマに関する3千件以上の科学論文や技術レポートを検討、分析した報告書は、様々な国...

米国に景気後退懸念高まる=ブラジル経済にも直撃するか

 最近の米国株の下落や経済指標の悪化は米国経済の冷え込みを示唆しており、同国の景気後退リスクの高まりが懸念されている。米国が景気後退に陥った場合に、ブラジルの輸出、物価、企業活動などに与える影響について、19日付BBCニュース(1)...

クーデター計画疑惑=検察庁が核心4の審理要請=偽情報流した7人が対象に

 2022年の大統領選後のクーデター計画疑惑に関し、連邦検察庁が21日、選挙システムに関する偽情報を流し、各機関や当局を攻撃した核心4と呼ばれるグループに関する答弁書の分析を終え、同グループに分類された容疑者7人の起訴状受理を改めて...

ルーラ大統領が日本に到着=米高関税機に貿易拡大図る

 【既報関連】国賓として日本政府に招かれたルーラ大統領(労働者党・PT)は、現地時間24日(月)朝に東京に到着した。今回の訪問ではアジア地域における商業的パートナーシップ拡大を目指しており、特に肉類市場開拓やメルコスルとの貿易協定の...

4歳女児が同級生にコカイン配る=飴と勘違い?!父の所持品持ち出す

 南東部ミナス・ジェライス州イタモンテの公立幼稚園で21日、4歳女児が自宅から持ち出したコカインを、キャンディだと勘違いして同級生に配るという衝撃的な事件が発生した。摂取した児童の1人が「まずい」と教諭に訴えたことで発覚した。警察に...

マイゾウ・メーノス(まあーまあー)の世界ブラジル(12)=サンパウロ 梅津久

第7話 メチャ・クチャな労使関係(その1)  「緑の大地」、「豊かな国」と言われるこのブラジルの国も、反面「犯罪の多発」「労働訴訟の多さ」では世界一を保っている。  犯罪ではサンパウロ州だけでも、年間21万件、ピストル強盗の発生数は1...