国税庁が金融取引の監視強化=PIX送金やデジタル通貨も

国税庁の庁舎(Foto: Marcelo Camargo/Agência Brasil)
国税庁の庁舎(Foto: Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 国税庁は1日に新規制を導入し、金融取引の監視を強化している。特に、即時決済システム「PIX」による送金の監視を強化し、個人の場合は月間5千レアル以上、法人においては月間15千レアル以上の取引を対象に、クレジットカード運営会社や決済機関(決済アプリやデジタル銀行を含む)に対して取引情報の通知を義務づけた。この新規則は昨年9月に同庁が公表したもので、1月1日に施行された。この措置により、税務逃れや脱税の監視が一層強化されることが期待されていると、7日付オ・グローボなど(1)(2)が報じた。

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