サンパウロ州海岸部での雨は続き、ペルイベ市では9日午後、避難所などに退避中の人が300人を突破。豪雨に伴う洪水、浸水に土砂崩れは、昨年末からヴィローゼと呼ばれるウイルス性の感染症で悩まされてきたサンパウロ州海岸部の人達をなお苦しめている。海岸部で採取したサンプルからノロウイルスが見つかり、原因が確定したのは8日。衛生管理が甘い場所での飲食や雨の直後の水浴回避や手洗いなどが呼びかけられている。休暇で海に行ったり、海岸部で感染した人からうつったのか、サンパウロ市でも例年以上に患者が増えているとか。庶民の頭痛の種は雨やウイルスだけではないが。（1）（2）（3）（4）