サンパウロ州=被害者の母が保安局長解任要求=知事は人事の変更を否定

タルシジオ・デ・フレイタス・サンパウロ州知事(左)とギリェルメ・デヒッチ同州保安局長(右)(Foto: Governo do Estado de São Paulo/Divulgação)
タルシジオ・デ・フレイタス・サンパウロ州知事(左)とギリェルメ・デヒッチ同州保安局長(右)(Foto: Governo do Estado de São Paulo/Divulgação)

 サンパウロ州では軍警による権限乱用や致死性の高い暴力事件が相次いでおり、治安危機が顕在化している。そんな中、昨年11月に起きた軍警による医大生射殺事件の被害者の母親がギリェルメ・デリッテ州保安局長の解任を求めたが、タルシジオ・デ・フレイタス知事は13日、それを否定。一方で、治安政策や軍警の行動の見直しを促すため、再訓練プログラムの実施や職権乱用の厳罰方針を表明したと、同日付G1サイトなど(1)(2)が報じた。

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