ルーラ=税制改革実施法案を裁可=複雑税制をIVAに統合=世界最高水準の28%か

税制改革実施法案裁可の式典の様子(@Ricardo Stuckert/PR)
税制改革実施法案裁可の式典の様子(@Ricardo Stuckert/PR)

 ルーラ大統領は16日、連邦議会が昨年末に可決した税制改革実施法案を、一部に拒否権を行使しながら裁可した。この改革の核心は、複雑な現行税制を統合し、税制の透明性と簡素化を実現することで、特に付加価値税(IVA)の創設が重要な柱となっている。政府が試算する標準税率は約28%で、経済協力開発機構(OECD)の世界ランキングでは最高水準となる。新税制は26年に試験運用を開始し、27〜33年までかけて段階的に完全移行する予定だと、同日付オ・グローボなど(1)(2)(3)(4)が報じた。

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