バイクをタクシーとして使う「モトタクシー」のサービスを巡る、サンパウロ市と配車アプリ「99」の対立が続いている。市は23年に出た条例で禁じられているとして運用を認めず、100台以上の違反バイクを検挙した上、1日100万レアルの罰金と5千万レアルの賠償金を求めていた。だが、サンパウロ州地裁は99からの訴えに応じ、これらの罰金徴収に関して無効の判断を行った。これは条例の有効性に対する訴訟が起きているためだ。有効性に関する裁判日程はまだ未定だ。市民がモトタクシーに関してどう感じているか気になる。(1)