JICA=海外移住論文を募集=エッセイ・評論、6月末まで

第6回JICA海外移住「論文」および「エッセイ・評論」の募集画像

 JICA横浜海外移住資料館が第6回JICA海外移住「論文」および「エッセイ・評論」の募集を行っている。今回の論文テーマは「日本人の北米・中南米への移住に関する諸研究」、エッセイ・評論テーマは「日本人の北米・中南米への移住について」。締め切りは6月30日まで。
 論文部門の最優秀賞者(1人)には50万円、優秀賞者(若干名)には5万円が贈られる。エッセイ・評論部門の最優秀賞者(1人)には20万円、優秀賞者(若干名)には5万円、佳作者には賞状が贈られる。
 論文の構成条件は日本語で書かれていること、本文が8千から2万字であること、未発表のオリジナル論文であることなど。新規性があり、北米・中南米の邦字新聞を活用したものを歓迎している。
 エッセイ・評論は、日本語で書かれていること、年齢18歳以上、原稿字数は3500から5千文字、未発表のオリジナル作品であることなど。北米・中南米の邦字新聞を活用した作品や多文化共生への視点を与える内容を歓迎している。
 結果は10月にJICA横浜海外移住資料館サイトで発表される。受賞作品は同サイトと同館研究紀要(論文部門のみ)に掲載される予定。受賞者には受賞作品に関する講演などが依頼される場合がある。
 第5回では、論文部門に入賞該当者はおらず、エッセイ・評論では立教大学ラテンアメリカ研究所研究員の大島正裕さんによる「ボリビア・リベラルタとともに生きた日本人―下瀬甚吉―」が最優秀賞を獲得した。
 各部門の募集要項詳細は同館サイト(https://www.jica.go.jp/domestic/jomm/other/1554484_36245.html)から確認できる。

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