JICA横浜=米国サンノゼ・ジャパンタウンを特集=企画展、2月14日から

企画展告知画像

 JICA横浜海外移住資料館は2月14日から6月29日、神奈川県横浜市の同館にて企画展示「サンノゼ・ジャパンタウン 受け継がれる移民の想いと心」を開催する。3月22日にはサンノゼ日系アメリカ人博物館前館長のマイケル・Mセラ氏を招いて公開講座「日本町の重要性」を行う。入館無料。
 第二次世界大戦以前、米国にジャパンタウンと呼ばれる町はカリフォルニア州だけで46あったが、現在はロサンゼルス、サンフランシスコ、サンノゼの3市に残るのみとなっている。サンノゼは移民文化が最も色濃く残っている町とされ、企画展では、サンノゼ・ジャパンタウンの歴史を辿り、そこで生活する日系人や様々な団体・店舗の活動から、移民が残した文化遺産がどのようなかたちで受け継がれ、今日に至っているかを、様々な文書や写真資料、インタビュー証言などで紹介する。
 公開講座を行うマイケル氏はサンフランシスコ出身で、2010年の夏からサンノゼ日系アメリカ人博物館(JAMSJ)でガイドボランティアを始めた。バイリンガルの解説員として日系アメリカ人の歴史と経験を広める活動に従事後、理事、館長を歴任した。公開講座では、サンノゼ日系アメリカ人博物館での経験を踏まえ、サンノゼ日本町とその歴史を紹介する。

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