パラグアイ産畜肉の試食会=日本のバイヤー向けに台湾で

 パラグアイ産畜肉輸入国である台湾のグランド・メイフル・ホテル台北で24日午後7時から、パラグアイ政府などの主催による、日本のバイヤー向け試食会イベント「Paraguay-Japan Meat Industry Reception」が開催される。
 パラグアイ産やブラジル産の畜肉は、口蹄疫の予防接種を行っていることを理由に、日本では輸入が許可されていない。そのため、台湾で日本のバイヤー向けに試食会を開くという試みだ。
 主催者側は「この機会に、ぜひパラグアイ製品の良さを御理解頂きたい」と参加を呼び掛けている。関心のある人はメール(info@cpc.org.py)まで連絡を。
 口蹄疫予防接種実施国としては、ウルグアイが2019年に解禁となり、続いてアルゼンチンも南部パタゴニアに限って解禁された。パラグアイとブラジルは解禁に向けて同じステージにいると言える。
 関係者は「こうした動きがブラジル畜産業界の刺激となって、日本の門戸開放が早まることを期待する。和牛と南米産牛肉は全く性質が違うので、同じ市場での棲み分けが可能な筈ですし、日本産牛肉の輸出拡大にも役立つとも考えている」との声も上がっている。

イベントのフレイヤー

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