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サンパウロ市メトロ・サンジューダス駅から徒歩8分の場所にあるシュラスコ店「コステーラ・デ・オウロ」は、老舗レストランだ。オーナーのアントニオ・カルロスさんは「歴代オーナーから受け継いだガウーショ(ブラジル南部及び周辺国出身者への愛称)の伝統と高品質の料理を提供し続けている」と誇らしげに語る。
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同店のおすすめメニューはシュラスコ。ピッカーニャ、フィレミニョン、コステーラ・デ・ノヴィーリョ(子牛バラ肉)など定番所はもちろんのこと、セットメニューの「シュラスコ・コステーラ・デ・オウロ」では、リングイッサ、ロンボ(豚ロース)、コントラ・フィレ(サーロインステーキ)、コステーラ(バラ肉)など様々な種類の肉が楽しめ、人気があるという。
アントニオさんお勧めのピッカーニャを試食。抜群の火加減で調理された肉からは噛むたびに肉汁があふれ、肉本来の味がしっかりと伝わってくる。柔らかさの中にも歯ごたえがあり、まさに絶品だった。
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肉を注文するとついて来る特製ポテトチップスも「気付いたらなくなっていた」という具合に美味しいので注目だ。手ごろな値段の定食「Prato Executivo」も好評だという。
客層には日本人、日系人も多いと話すアントニオさん。たしかに店内を見わたすと、食事をする日系人家族や、仕事の会食で訪れている様子の日本人らの姿があった。
週末に家族と楽しむのも良し、知人に伝統的なシュラスコを食べさせたい時にも良しの「コステーラ・デ・オウロ」。ぜひ一度訪れみてはいかがだろうか。
店舗情報
COSTELA DE OURO
営業時間:月曜日午前11時から午後5時、火~土曜日午前11時から午後10時、日曜日午前11時から午後9時
住所:Av. Piassanguaba, 2603 – Planalto Paulista, São Paulo – SP, 04060-003
電話:11-2276-9085/11-2577-4119