トランプ関税=中国製品輸入増を促進か=国内産業圧迫の悪影響も

2019年6月、G20大阪サミットで二国間会談を行ったトランプ氏と習氏(The White House , via Wikimedia Commons)
2019年6月、G20大阪サミットで二国間会談を行ったトランプ氏と習氏(The White House , via Wikimedia Commons)

 トランプ米大統領が仕掛ける関税政策により、中国が米国への依存度を減らし、ブラジルとの貿易関係を強化する動きが予想される。専門家らは、ブラジル市場への中国製品の流入が進むことで、短期的には消費者価格引き下げやインフレ抑制が期待できるが、ブラジル産業も競争力を保つために価格を下げる必要に迫られ、国内産業が不利益を被る恐れがあると警告。特に、機械・設備産業、繊維産業、及び自動車産業において影響が顕著に現れると見られ、長期的には失業増加や投資減少、産業衰退が懸念されると、22日付G1(1)が報じた。

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