ブラジルの株式市場ベンチマークであるIbovespaは2月最後の取引日に大幅下落し、12万3,000ポイントを割り込んだ。カーニバル前の慎重な姿勢や、国内外の政治リスク、さらにコモディティ価格の下落が影響した。特に、主要銘柄(ブルーチップ)のヴァーレ(VALE3)とペトロブラス(PETR3;PETR4)が売られたことが指数の下落を加速させた。この結果、Ibovespaは1.6%安の122,799.09ポイントで取引を終えた。午前中には一時0.09%上昇し、124,916.19ポイントを付ける場面もあったが、最終的には下落に転じた。
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