É HORA DE MORFAR! Os Power Rangers da nossa Polícia Civil estão dando mais um show neste Carnaval! Sempre atentos, nossos heróis perceberam a atitude suspeita de uma dupla dentro do bloco e com uma abordagem pra nenhum ranger colocar defeito, prenderam o criminoso e recuperaram… pic.twitter.com/Foxk2j4VlN
— Tarcísio Gomes de Freitas (@tarcisiogdf) March 2, 2025

サンパウロ州警察によると、今年のカーニバル期間中、サンパウロ市では昨年比で携帯電話盗難が1299件から828件へと36%減少し、窃盗も2255件から1700件へと24%減少したことが明らかになった。(1)
この減少は、覆面警官による潜入捜査、移動交番車の配置、さらにテクノロジーの活用など、警察の多角的な戦略が実を結んだ成果だとされている。特に、覆面警官による犯人逮捕の様子が目撃者によって動画に収められ、SNSで拡散されるなど大注目を集めていると、3日付エスタード紙など(2)(3)(4)が報じている。
サンパウロ州保安局(SSP―SP)によると特撮ヒーロー「パワーレンジャー」のキャラクターに扮した警官グループは、カーニバル期間中に合計7人の容疑者を逮捕し、携帯電話30台を押収した。特に注目を集めたのは、1日にイビラプエラ公園近くで行われていたブロッコ(路上カーニバル)に潜入した警官たちの活躍だ。
彼らは2人組の男の不審な動きに気づき、即座に対応。容疑者の1人は逃走したものの、もう1人は盗んだ携帯電話7台を所持しており、その場で現行犯逮捕された。
その後の捜査で、この男が他州のギャング団の一員である可能性が浮上。男がサンパウロ市内に借りていたアパートでは、携帯電話4台と現金1万5千レアル(約38万円相当)も押収された。
2日には同じくイビラプエラ公園近くのブロッコで、女性警官が犯罪現場を検証するために封鎖する際に使う「立ち入り禁止テープ」を身に巻きつけて潜入捜査を行い、窃盗犯を現行犯逮捕した。容疑者はショルダーバッグに盗んだ携帯電話11台を隠し持っていた。
同日には日本生まれのゲームキャラクター、マリオ、ルイージ、ヨッシーに扮した警官3人組が潜入捜査を行い、携帯電話を盗んだ男を逮捕。盗まれた携帯電話2台を回収した。
このように、警官が仮装して一般人に紛れ、ブロッコで潜入捜査を行うサンパウロ州警察による戦術は、今年で2年目となった。SSP―SPによると、警官たちは用心のために、毎日衣装を交換しているのだという。
同記事のコメント欄には、「この種の情報は犯罪者を利するので公開しない方が良い」という批判も見られた。