昨年9月に開店5周年を迎え、同時期に「ミシュラン」1つ星を獲得した「レストラン村上」（Alameda Lorena, 1186, Jardims）がこのほど、今年の新メニューを発表した。
メニューは2、3カ月ごとに変わるものの基本は「日本食」がメインで、夜は午後7時からと午後9時30分からの2回、オープンキッチン前のカウンターで村上強史オーナーシェフと対話しながら10品（デザート含む）ほどのコース料理が楽しめる。
新メニューは、土瓶蒸しに始まり、大トロとイクラを使用した小鉢、北海道産ホタテ貝など握り寿司の3点盛り、ウナギの海苔巻き、深海エビのムニエル、刺し身、天ぷら、イクラと明太子を合わせたニョッキ、黒豚と北海道ホタテのデミグラスソース和えなど。
店内では5、6人ほどのスタッフが調理準備し、カウンター越しに客への配膳や飲み物のサーブを行う。村上シェフは「その日のネタによって細かいメニューは変わりますが、基本的にコース料理がメインで、私たちは常にチームで動いています」とスタッフとの連携を強調する。
また、村上シェフが「これからは息子の時代ですよ」と語るとおり、日本やアジア、欧米諸国など世界中を飛び回って一流料理の味を確認している息子の潤さん（23、3世）の提案を受け入れ、高級日本料理の中にも「遊び心」を盛り込んでいるという。
同店では昼間（月曜～土曜日の正午から午後3時まで）は、寿司セットや1品のアラカルト料理（ご飯、味噌汁付き。120レアル～）も提供している。
完全予約制。予約、問い合わせは電話11・3064・8868、ワッツアップ11・97103・1186。サイト＝https://www.murakamimu.com/
