バイクで時速184キロ暴走事故=ヘルメットのカメラで撮影

死亡した男性は時速184キロで走行していた(Foto: Reprodução)
死亡した男性は時速184キロで走行していた(Foto: Reprodução)

 北東部セアラ州で9日、35歳の男性が州道40号線をバイクに乗って猛スピードで走行中、カーブでコントロールを失い、ガードレールに接触して転倒し、死亡する事故が発生した。男性のヘルメットに装着されていたカメラが事故の一部始終を捉えており、その動画が拡散され人々に衝撃を与えている。事故直前、バイクのスピードメーターは時速184キロを示していた。13日付G1など(1)(2)(3)が報じた。
 事故は沿岸部ベベリベ市を通過中に発生。当該地点はカーブが連続する危険区間として知られ、制限速度は時速80キロだった。「速度を落とせ」という標識が設置されているが、男性はその警告を無視し、減速せずにカーブに進入して、遠心力でふくらんだ勢いでガードレールに接触したとみられている。
 事故現場に到着した救急隊員が男性に緊急処置を施したが、その場で死亡が確認された。
 州安全保障・社会防衛局は、事件について捜査を行っていると発表。事故現場には、警察と法医学研究所のチームが派遣され、バイクのコントロールを失った原因など、事故の詳しい状況について現在も調査が進められている。死亡した男性の身元は公開されていない。

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