《記者コラム》強いヒロイン生み出す=フェミニズムの背後にある文化的闇

ヴィトーリア・レジーナ・デ・ソウザさん(Reproducao)

 昨年のパリ五輪で活躍した女子体操のレベッカ・アンドラーデや、今年オスカーを受賞したブラジル映画「アイム・スティル・ヒア」の主演女優フェルナンダ・トーレスとフェルナンダ・モンテネグロの母娘などを見ていると、今のブラジルは「ヒーローよりもヒロインの時代」になっている気がする。サッカーで国際的ヒーローが不在という側面もあるが、「時の人」としてメディアを賑わせているのは圧倒的に女性が多く思える。

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