Selic=1PP引き上げで14・25%に=年内に15%まで上昇に現実味

ブラジル中央銀行本部(Imagem: Agência Brasil)
ブラジル中央銀行本部(Imagem: Agência Brasil)

 中銀通貨政策委員会(Copom)は19日、経済基本金利(Selic)を年率13・25%から1%ポイント(PP)引き上げ、14・25%とすることを全会一致で決定した。金利引き上げは5会合連続で、これにより、ジルマ・ロウセフ大統領(当時)の弾劾を引き起こした、2015年7月末〜16年10月の経済・政治危機時と同等の水準に達した。中銀は5月6〜7日の次回会合で更なる金利の引き上げを示唆しており、年末には15%に達する可能性もあるという。20日付G1など(1)(2)(3)が報じた。

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