
国連大陸棚限界委員会(CLCS)は26日、ブラジルに対して北部海岸の排他的経済水域を超える約36万平方キロの海域に対する権利を付与したと発表した。この領域はアマパ州からリオ・グランデ・ド・ノルテ州にかけて広がる赤道縁辺地域(エクアトリアル・マージン)に位置し、ドイツの国土面積に相当する。ブラジルは2017年から同領域の拡張を求めており、7年間にわたる専門家による協議を経て、今回の決定が下された。これにより、ブラジルの海洋権益が拡大し、天然資源の探査も可能となると、27日付G1サイト(1)が報じた。