
朝日新聞サンパウロ支局特派員の軽部理人さんが3月21日、帰任挨拶のため、後任の河崎優子さん、アメリカ総局長の中井大助さんと共に編集部を訪れた。
軽部さん(38歳、東京都出身)は2022年に着任し、特派員として中南米地域の取材を担当。数多く行った取材の中でも、2024年にブラジル政府が行った、戦時中の日本移民に対する迫害行為への正式謝罪関係の取材が印象に残っていると振り返る。「記事を通じてブラジル日本移民の歴史を日本の読者に伝えることができていたらありがたい」と述べ、在任中に世話になった人々への感謝を語った。帰国後は国際報道部に所属する予定。
後任の河崎さん(34歳、広島)は元社会部記者。警視庁、生活安全に関わる分野を担当してきた。入社当初から海外特派員希望を持ち、22~23年にはスペイン語の語学留学でメキシコとコロンビアに滞在。「ブラジルをはじめとする中南米地域には豊かな文化があり、とても魅力的だと感じています」と今回の赴任を喜ぶ。昨今の国際情勢から環境分野に関心があり、積極的に取材を行いたいと意気込みを語った。
2人の上司に当たる中井さん(53歳、東京)は、今年1月に北南米大陸の業務を統括するアメリカ総局長に就任。普段は米国首都ワシントンDCで職務に当たっている。特派員交代を機に3泊4日の短期出張で初めて当地を訪れた。「ブラジルは国際的にも重要な国。常々自分の目で見てみたいと思っていました」と述べ、引き続きサンパウロ支局と連携を取って国際報道業務に当たっていきたいと語った。