
ルーラ大統領は9日にホンジュラスで開催される第9回中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)首脳会議で演説を行い、地域の統一と協力強化を目指す。中南米地域は現在、深刻な分裂状態にあり、トランプ米大統領の移民強制送還や関税引き上げに対して一貫した反応が示されていない。特にアルゼンチンのミレイ大統領が米国支持の立場を示しており、合意形成を妨げているとされている。また、ベネズエラのマドゥロ大統領も、国際的な逮捕状が障害となっており、出席自体が問題視されていると7日付オ・グローボ紙(1)(2)などが報じた。