
サンパウロ市市警が、昨年12月にサンパウロ市南部ヴィラ・クララの橋から25歳の青年を川に投げ捨てた軍警ルアン・フェリペ・アルヴェス・ペレイラ容疑者を、殺人未遂容疑で書類送検した。この事件は、青年が突然軍警に迫られたことに驚き、バイクで逃げたことに端を発しているが、青年は犯罪歴もなく、当日も何を理由に警官が職務質問をしようとしたのかもわかっておらず、警察の暴力事件として社会問題になっていた。同容疑者は軍警監察局に続き、市警からも書類送検されることになったが、7日に刑務所で受けた尋問では、裁判官の前でしか話さないと答えたという。(1)