
ルーラ大統領は9日、ホンジュラスで開催された第9回ラ米・カリブ諸国共同体(CELAC)首脳会議で演説し、政治的立場の違いを超えて団結し、「新旧の覇権国」による干渉から主権と自主性を守る必要性を訴えた。これは、トランプ米大統領による移民の大量送還措置や一方的な関税強化に対する強い懸念に基づくもので、米中間の覇権争いが進行する中、CELAC諸国が再び大国の影響圏に組み込まれることを防ぐため、経済連携やインフラ整備による実質的な地域統合の必要性を強調したと、同日付エスタード紙(1)(2)(3)などが報じた。