
サンパウロ州サントス市では第31回「モストラ・ジャパン笠戸丸版」が18、19、20日にヴァロンゴ公園で開催される。前回までに延べ100万人以上が来場した同イベントでは、各種日本食、日本文化ワークショップ、芸術パフォーマンス、東洋関係の製品販売など40以上の出展者を一堂に集める。
モストラ・ジャパンの代表のロゼリ・カンシロさんは、「サントスは日本移民の歴史にとって聖地であり、この地で開催されることは象徴的な意味を超えて、両国のルーツとつながりへの賛辞です」と語った。さらに「このイベントは、伝統的なレシピとブラジルの味覚を引き立てる再解釈を組み合わせた日本料理の多彩なメニューを提供します。また、折り紙や石のワークショップ、文化的なアトラクション、日本の代表的な製品を集めたブースなども用意されている」と紹介した。
開会式では伝統的な鏡開きが行われる。この象徴的な行事には、サントス、サンヴィセンテ、沖縄の日系コミュニティの代表者と日系政治家らも出席する予定。
ロゼリさんは「サントスは、ブラジルへの日本人移民の歴史が始まった場所であり、コミュニティが再び集まり、その起源を熱狂的に祝う姿を見ることは、私たちにとって大きな喜びです」と参加を呼びかけた。
【第31回モストラ・ジャパン笠戸丸版】会場: ヴァロンゴ公園(Av. Antonio Prado, Valongo, Santos)、金曜日(18日)18~22時、土曜日、日曜日(19日、20日)11時から22時。チケットは20レアル、メイア(生徒や学生など)10レアル、8~12歳の子供や高齢者、自閉症、障害者、教師は1kgの腐らない食品持参のこと、コスプレ衣装の人や7歳までの子どもは無料。開会式は19日(土)15時から。チケット購入はSympla(https://www.sympla.com.br/evento/mostra-japao/2870185)で。