今年のイースター商戦、カカオのインフレ響く

スーパーでのイースターのチョコレート(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agencia Brasil)
スーパーでのイースターのチョコレート(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agencia Brasil)

 20日の日曜日は「復活祭(イースター)」で、受難日の18日からチラデンチスの21日までは連休となる。復活祭はキリストが蘇ったことを記念する日で、命の象徴ともされる卵が付き物だ。また、伯国の場合、子供や甘い物好きな人にとってはイースターエッグを象ったものやボンボンを含め、1年で最もチョコレートを消費する日でもある。ただ今年はイースター商戦の売上が前年比で1・4%ほど下がると予想されているとか。その理由はカカオの国際価格上昇やドル高で、チョコレートの値段が平均で18・9%上昇し、過去13年間で最も高くなっているせいだとか。こうしたところにも気候変動やインフレの影響ありだ。(1)

最新記事